アメリカ、ニューヨークのホテル地下にあるプール付きスパの内装依頼に、佐賀県で解体した古民家２軒分を送り込み。

使い慣れた大工道具や左官道具をもって、ニューヨークのアパートで暮らしながら工事現場でした。

現場にはアパートからニューヨークの地下鉄を利用し、日本から持ち込んだ炊飯器やお茶の道具を片手に通勤してました。しかし、そこは環境や言葉は違えど、いつものように仕事をこなす日本人チーム。仕事が繊細で早いと褒められ、もう少しこちらで働かないかと熱心なお誘いもありましたが、日本では、もうすぐ田植えの時期なので、ここニューヨークの仕事を仕上げて帰らないといけないんだと説明、ここは、やっぱり文化の違い、賃金を弾むのになぜ？なぜ？と先方。そんなこんなで、ニューヨークの仕事も数回の渡米で無事完成したのでした。